こんにちは彩将です!
今回は試験を受けるかは別として勉強したら生活に役立つ資格のお話しです。
その資格とは「ファイナンシャルプランナー(FP)」という資格です。
私は今まで様々な分野の資格を取得してきましたが、この資格はその中でもどんな仕事の方にもお勧めしたい資格です。
ファイナンシャルプランナーって何?
ファイナンシャルプランナー(FP)とは簡単に言うとお金の管理に関するアドバイスをしてサポートする仕事です。サポートは会社だけではなく家計の見直しだったり個人の金銭事情のサポートもします。
「ファイナンシャル」というのは「金融・金銭関連」という意味を持ち、それを「プラン(計画)」する資格で、教育資金や老後資金、保険に投資に資産運用といったライフプランに関わることに対して顧客にアドバイスをしていきます。ですのでお金のスペシャリストとして幅広い知識が必要になってきます。
資格を取得すると銀行や証券会社などの金融業会、保険会社、不動産業界などへの就職や転職で有利になりやすく、社内での評価も上がります。また他の業界でも人事部や経理部、総務部門のような給与計算だったり税金の知識が必要な部門でも役に立ちますし、資格取得後は事務所を構えてファイナンシャルプランナーとして独立する方もいるようです。
実際に試験を受けてみて思ったこと
2020年10月にFP3級の試験を受けたのですが、あっさり受かってしまいました!勉強した期間は3日くらいでした。ちなみに合格率は7割くらいですので難易度としてはそれほど高くないかと思います。
受験者は年齢層は幅広く、いろんな方がいたので職種も幅広いのかと思います。あとこれは私が受験した会場だけかもしれませんが、他の資格試験より試験時間に遅れてきたり時間ギリギリの人が多い印象を受けました。(たまたまかもしれませんが)
試験内容は「学科」が2時間で午後から「実技」が1時間と結構長く、どちらもマークシートです。試験時間が長いので、わざと遅れて行こうかと少し悩みました。(試験開始30分までは遅刻しても受験できるようなので)そして実技が1時間半の昼休憩を挟んで午後からスタートです。食事の後だと眠くなる可能性があるので何か対策した方が良いかも。
なぜお勧めしたいのか?
ではなぜどんな仕事の人にもお勧めしたいかと言いますと、日本で生活していく中で必ず役に立つからです!日本の義務教育ではお金に関する授業はほぼ無いので、資産運用や税金に社会保険や生命保険などの知識が乏しい人が多いのではないでしょうか?給与明細も「手取りの金額」は分かるけど「総支給」はいくらで、そこから「社会保険料」はいくらで「税金」はいくら引かれているかをすぐ答えられる人は少ないかと思います。また、「税金」と言っても様々な種類の税があります。どんな時に何割の税が掛かるのかというのも詳しく分からない人が多いと思います。
でもこれらは、豊かに生活していく上では知っておいた方が良い知識です。収入を得ている以上は税金が掛かりますし、中には控除されるものもあります。知らないままでは損をしてしまいますし、経済格差がどんどん広がっていくという世の中なので老後も働かなくては生活できない状況になってしまう可能性もあります。
仕事上で活用するというよりは生活していく上で自分の身や財産を守る為に勉強した方が良い知識なのです。
副業をする上でも役に立つ
最近は副業がOKな会社がどんどん増えており、実際に副業をしている人や副業をしたい、またはしようと思っている人も増えてきているようです。そんな時にもFP資格は役立ちます。
副業として家計などの相談を受けてプランニングしても良いですし、他の副業をする上でも確定申告などの税務の知識があった方がいいのは間違いないです。副業の確定申告を間違ってしていて、気づかずに税金を多く収めていたという例もあるよなので、そうならない為にも正しい知識があった方が良いです。
またFP技能士としてプランニングする場合は、ネット上のスキル販売サイトやクラウドソーシングサイトなども活用できるかと思います。
頂点まで極めるのは大変
FP資格は「3級」「2級」「1級」「CFP」「AFP」があり、2級からは少し難易度が上がります。
試験主催期間は「日本FP協会」と「きんざい」の2か所があり、「2級」と「AFP」、「1級」と「CFP」が同等レベルです。
日本FP協会 | きんざい(金財) |
3級 | |
2級 | AFP |
1級 | CFP |
「2級」までなら合格率も4割程なので勉強をしっかりすれば誰でも狙えると思います。「1級」は学科試験が合格率1割と難しいみたいですね。
少し知識を付けたいという方なら3級でも十分かと思います。金融関係でも2級まで取得している人が多いように思えます。
みなさんも勉強してみてはいかがでしょうか?
コメント