こんにちは 彩将です!
今回はドアのノックに関する話しです。
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以前働いていた会社で
つい最近ドアのノックをすることがあってふと思い出したことがあります。過去にとある娯楽サービス業界(ネットカフェやカラオケです)で働いていた頃の話しです。その働いていた店では個室に食べ物や飲み物を提供することもあったのですが、新人研修の時にドアをノックする回数についてのルールを説明されたことがありました。
「ドアをノックするときは3回ノックしてください」
理由はノックが2回の場合はトイレを意味するからお客さんに対して失礼だからのようです。
その当時は「そうなんだー」くらいで特に何とも思わなかった(というかそこまで興味が湧かなかった)のですが最近になってふと思い出し、あれは正しかったのだろうか?と疑問に思ったので調べてみることに。
就活の面接では減点対象になる場合も
色々なツールを使って調べてみた結果、ノックが2回は空室確認を意味することが多いようです。「空室確認」=「トイレ」という認識が多く広まっており、ビジネス的なマナーの観点からは失礼な行為に当たるようです。就職活動の面接なんかではノックが2回だと減点される場合もあるらしいです。仕事や面接では注意が必要ですね。
西洋の国々では2回のノックは「トイレノック」なんて呼ばれ方もしているらしいですね。外資系の会社との取引も昔よりは多くなってきていると思うので、外資系の会社や外国に行く際にも注意が必要かもしれませんね。
ほとんどの人はやらないと思いますがノック1回も基本的にはダメです。ノック1回だと気づきにいですから基本的にビジネスでは2回以下はNGと覚えておきましょう。
一般的なノックの回数は日本では3回です。
でも海外ではまた違ったルールもあるみたい
国外でのノックのルール
実は海外の場合だとノックのルールが少し違います。「プロトコールマナー」という言葉を聞いたことがありますか?(私は聞いたことが無かったです)
「プロトコールマナー」というのは簡単に言うと国際的なマナーのルールのようなものです。その「プロトコールマナー」の中にもノックに対してルールがあり、回数は4回が良いマナーのようです。
でも日本で4回ノックだと少し違和感があるような気がしますね。ノックを強めにしてしまうとドラマとかで見る闇金の借金取りがドアを叩いているみたいになってしまう気がします。
ホテルマンの方々は2回+2回と考えて4回ノックしている場合もあるそうです。2回+2回の方が確かにそんなにしつこい印象はしないかも。
因みに海外でも3回ノックはあります。使い分け方としてはノック4回が初めて行く場所や初めて会う人に対する神聖な意味があり、ノック3回は一度訪れたことがある所や親しい間柄の友人などに対して使うようです。なので海外でノック3回したとしてもそこまで失礼になることはないみたいですね。
文化によっても変わりますし、礼儀作法やマナーって難しいですね。
最低限のマナーは守って気にし過ぎない
ノックだけではなく食事などのマナーや礼儀もそれぞれの地域で積み上げられてきた文化によって異なるものです。同じ日本でも地域によって違いがあったりしますからね。最近ではマスクの柄や色に関するマナーも説いている人が出てきていますが、あまり過度に気にし過ぎると個性も何もなくなってしまいますし窮屈にもなります。
場合によっては取引先のお偉いさんなどの目上の人に合わせることもマナーだと思いますし、相手の方が嫌な思いをしないようにすることが重要ですね。
漫画の「美味しんぼ」なんかでも中国の人と食事をした時に、日本では普通の行為だと思ってやっていたことは中国ではマナー違反になってしまい、中国の人が怒って帰ってしまった、なんてマナーについての話しがありましたが、その地域によってかなりマナーには違いがあるものです。
また、海外旅行をした人の話しで現地の子供の頭をなでたら、その子供の親にメチャクチャ怒られたという話しも聞いたことがあります。日本では小さい子供の頭をなでるなんてことはよくあることで何の問題もないかもしれませんが、国によっては大ごとになることもあるようです。その方は左手で頭を撫でたらしいのですが、その国の文化では左手は「不浄の手」と言われており、トイレの時にしか使わないらしいです。また、頭は神様的な意味があるようで、その頭に「不浄の左手」を置いたことで穢されたと思ってしまったので激怒したらしいです。
知らない土地や分からない地域に行く場合はその地区のマナーについて勉強してからにした方が良いかもしれませんね。
とは言っても気にし過ぎるとキリがないですし、全土共通ではないので疲れてしまいます。最低限相手に嫌な思いをさせないようにする程度がでとどめておくのが良いのかもしれませんね。
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