こんにちは 彩将です!
みなさんは子供のころって勉強を毎日していましたか?子供って勉強よりも遊びたいから遊んでばかりいたという人も多いだろうし、そして自分の子供も勉強をしてくれない。どうすれば勉強してくれるのだろうか?と悩んでいる人もいることでしょう。原因は人によって違いますが、もしかしたらこんなことが原因かも。
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私が小学生の頃の話し
私は小学生の頃、とある学習教材の問題集を使って勉強をしていました。きっかけはその学習教材の訪問販売が家に来て、私の親にやってみる?と聞かれてやってみたいと言ったことがきっかけでした。小学校に入る直前か直後か忘れましたが、子供なら何にでも興味を持ってしまう時期ですね。
そしてその問題集を使っていたおかげもあってなのか、勉強は問題なく出来ていましたし、特に算数は大得意になりました。問題がどんどん解けると面白く感じるもので、勉強もそこまでは嫌いではありませんでしたが、小学2、3年生くらいの頃に勉強をするのが嫌になりました。特に算数が嫌いではないけど勉強したくない。
その理由は…
問題が簡単に解けすぎてしまうからです!
例えば国語の場合は新しい漢字がどんどん増えてきたり、新しい物語だったり文章だったりが出てくるので飽きないのですが、算数や数学ってひたすら似たような計算ばかりなのでおそらく飽きてしまったのです。当時私が使っていた教材では公立の教科書通りの問題集の他に、私立を受験するときに出てくるような問題が載せられている応用編の問題集もありました。中には大人でも簡単に解けないような図形の問題もあったりしましたが、そのような応用問題も全部やりつくしていたのです。そこまで極めてしまっては普通の問題なんて秒殺で解けてしまうわけです。
そしてそんな分かり切っている問題を解くなんてつまらない。
でも勉強はしなきゃいけないような気がしていた当時の私は、つまらないながらもやり続けてはいました。こんな分かっている問題をやるよりもゲームがしたい!ちなみに当時はポケモンが流行っていましたので勉強を終わらせて早くポケモンのレベルを上げたい!でも勉強をしていなければ親に怒られるかもしれない。
そして子供の私はとある行動に出てしまったのです。
子供の頃に私が勉強を早く終わらせるためにやってしまったこと
いくら秒殺で問題が解けると言っても問題文を読んだりすると時間が掛かりますし、考える時間も少しは必要になってくるわけです。そしてもっと早く終わらせる方法はないかと思い、私は考えました。勉強をやらないという方法もありますが、親が怖かった私の中にはその選択肢はありませんでした。
そして考え付いた方法が…
問題集の解答を見ながら丸写しするということでした。バレたら結局怒られるやつです。というか勉強をしないよりも怒られるんじゃないかというやつ。
しばらくの間は答えを見ながら勉強をしていました。というか答えを書き写していました。でも全部が全部答えを見ていたわけではなく、やり方が分かり切っている算数の問題だけ答えを写していました。
そしてある時答えを見ながら勉強しているのを目撃されてバレる訳です。そして結局怒られる。
勉強をやりたくない理由はそれぞれあるが…
勉強をやりたくない理由というのはそれぞれあるけれど、どんな理由でも結局共通しているのが、楽しくなかったり面白くなかったりするのが原因なんですよ。そしてもっと掘り下げて考えてみると、楽しくないと感じてしまうのは問題が全然わからなかったり、あるいは逆に簡単すぎたりするからなのです。そして問題が分からなかったり、簡単すぎると感じてしまう原因は単純に勉強している子供のレベルと取り組んでいる問題のレベル差が大きすぎることなのです。
人間の心理として人は取り組む問題が難しすぎたり、目標が高すぎたりするとやる前から諦めてしまいますし、逆に簡単すぎると子供の頃の私のように面倒になってやりたくなくなってしまいます。このようにならない為にはその子供のレベルにあった問題を与えなければいけません。具体的にはその子供が少し頑張れば出来る問題を与えると良いです。
因みにこのような考え方を目標設定理論と言います。
他のサイトで目標設定理論や他のモチベーション理論について書いてある記事がありましたので、興味がある方は見てみてください。https://bizhint.jp/report/99165#about7
この目標設定理論の考え方は会社で部下や従業員の教育やマネジメントをしていく上でも使える考え方です。
最初は勉強に興味があった人が多いはず
私は本来は何かを学ぶということは楽しいことのはずだと思っています。そして子供の頃って何に対しても興味を持つ人が多いし、勉強が嫌いな人でも小さい頃は勉強することに対して興味を持っていた人も多いはず。そして大人になってから興味があるものや目指すものだったりやりたいことがはっきりしてきて、初めて勉強をすることの面白さや大切さを理解出来たりすることもある。
それに子供だって興味があることや好きなことがあるのだから、まずは興味のあることから勉強をして勉強をする楽しさを知ってから苦手なものも少しづつ勉強するのでも良いと思います。ただあまり偏り過ぎるのはよくありませんので、最低限の勉強は必要だと思います。
勉強が出来ないと社会に出たときに苦労をすることはあっても簡単に死ぬことはありませんので。私が小学5年生の時に同級生で平仮名とカタカナをまともに書けない人がいましたが、今ではその人は普通に働いていて生活しています。高校も行っていないので収入が低くて生活が厳しいとかはあるかもしれませんが簡単に死ぬことはありません。とはいえ勉強はしなくても良いということではなくした方が良いですが。
勉強が大事というよりはなぜ勉強するのか?とか勉強の本来の面白さとか勉強のやり方を覚える方が大切だと思う。こんなことを子供に理解させるのは難しいですが。
まずは興味のあることから
子供に勉強の面白さを理解させるにはまずは子供の興味のある分野から勉強するのが良いです。でも、ただ興味のあるものから勉強させて分からない部分は勉強して覚えるという癖を付ければいいというわけではなく、その子供のレベルに合わせた難易度にするのも忘れてはいけません。
足し算を覚えたての子供に分数の掛け算や割り算をやらせても勉強が嫌いになってしまうだけですし、中学生に平仮名やカタカナの問題をやらせても意味がないですから。その子供のレベルに合わせて、少し頑張れば解ける問題をやるようにして、徐々にそのレベルを上げていくと解ける問題が増えていって新しく覚えることも増えていくので、モチベーションも上がるはずです。
これは部下に仕事を教える時も同じで、部下が少し頑張れば達成できるような仕事を与えていけば部下のモチベーションの向上にもつながり、成長スピードも仕事の質も上がりやすいです。ただこの時も仕事を任せっぱなしにするのではなくサポートは必要です。手取り足取り教えてしまうのはよくありませんが、何か分からないことがあったり困ったことが起きた場合には手助けが必要です。仕事を任せたときは陰から見守るような感じで接すると良いでしょう。
人によって成長スピードや適性には違いがありますので、まずはその人にあったレベルを理解するのが大切かもしれません。
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