※この記事にはFFシリーズのネタバレが含まれます!!
こんにちは 彩将です!
今回はスクウェアエニックスのゲーム作品であるファイナルファンタジーシリーズで出てくるキャラクターで味方かと思ったのに実は敵側だったキャラや、敵対していたのに仲間になったキャラなどを紹介します。
皆さんもゲームをプレイしていてこのキャラ敵だったなんて、裏切られたーと思ったことや、敵だったのに寝返って仲間になってくれたー結構強いーと思ったことがあるかと思います。
ゲームをやっていたら意外な展開って結構ありますよね。それがまた面白いんですが。
味方かと思ったら敵だったキャラ
最初は主人公たちといたって普通に何事もなく過ごしていますが、実はストーリーを進めていくと敵側にいる裏切りキャラ。その裏切りにも色々な理由が。
一緒に戦っていたりバトル時に操作出来たキャラが敵として登場すると騙された―ってなりますよね。
中には厄介だったり重要なボスとして登場するキャラも。
サイファー
FFⅧで登場するキャラクターで主人公のスコールとはライバルのような関係の人物です。
オープニングムービーではスコールと戦っている姿が映し出されるため、敵かと思われるのですが実はそこでの戦いは訓練の一環であり、サイファーとスコールはバラムガーデンのクラスメートでした。訓練では流血するくらいのぶつかり様であったため、後からやり過ぎだとガーデンのキスティス先生に注意されています。
そしてドールでのSEED実地試験では行動を共にしておりバトルにも参加していますし、サイファーを操作することも出来ます。これは味方になるのだろう思った方も多いかと思います。
でもサイファーはこの試験での問題行動が原因でSEEDになれなかったどころか、懲罰を受けることになってしまい懲罰室に入れられてしまいます。SEEDになったスコールたちは初任務に向かいますが、その任務の途中で懲罰室を抜け出したサイファーと出会います。サイファーは任務の依頼者であるリノアから任務の情報を聞いていたため、単独で任務に参加しようとしますが事態は悪化してしまいます。
そこで現れた魔女のイデアに操られたかのようについていき、魔女の騎士としてスコールたちガーデンと敵対することになります。
バトル時に操作できたから味方かと思ったらなんと敵になってしまうのです。
サイファーは、昔見たラグナが出演している映画を見て魔女の騎士に憧れていたから、そのせいで魔女に操られたのかもしれません。実際のマインドコントロールでも心の隙や弱みに付け込みますからね。
ラグナ出演の映画というのはゲームの途中のラグナ編でプレイすることになる場面です。サイファーのガンブレードの構え方や使い方はこの映画から影響を受けているらしい。
因みにサイファーとリノアは元々恋仲だったらしいです。スコールと敵対していた理由の一つはその関係もあるのかもしれません。
ラスボス撃破後のエンディングでは、サイファーは取り巻きの雷神と風神と一緒に釣りを楽しんでいるシーンが流れますので、考えを改めたのだと思います。バラムガーデンにも戻っているのかもしれません。
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シーモア
FFⅩの舞台であるスピラという世界で、老師という役についている偉い人です。
主人公のティーダからは最初に会った時から嫌われています。
ミヘンセッションでの「シンのコケラ ギイ」とのバトルで共闘することになり操作することもできます。やっぱり操作できるということは仲間になるのかと思いきや、後々厄介な敵になります。操作できるキャラで仲間にならなくても味方に付いているというキャラは、よく出てきていましたが、操作できたけど敵になるキャラって結構レアなケースかもしれませんね。先ほどのサイファーもそうですが。
FFⅩをプレイしたことがある方なら分かると思いますが、こいつはかなり厄介な相手になります。
ミヘン街道の先のグアドサラムでシーモアの自宅に招待され、ヒロインのユウナはシーモアにプロポーズをされます。その返事を考えるためにシーモアの家を出るのですが、死人となったシーモアの父であるジスカルからスフィアを渡されます。そのスフィアには、シーモアが父であるジスカルを殺したという事実が記録されており、ユウナはそれを知って、シーモアの野望を止めるために仲間には伝えずに一人でシーモアの元に向かい説得を試みますが、偶然そのスフィアを見て事実を知ったティーダたちが駆け付け戦闘になります。
その戦闘ではシーモアを倒し勝利するのですが、シーモアは死人として何度も立ちふさがるのです。
シーモアとの戦闘はどの戦闘でも苦労したという方は多いのではないでしょうか?私も当時は何度もやられた記憶があります。
そして終盤の中の終盤とも言えるところまでしつこく追ってきます。もはやストーカーです。
敵だったのに味方になった
物語の最初の方ではボスとして出てきたりして中々な苦戦を強いられるような相手だったけど、後々味方になってラッキーなんて経験もあるでしょう。
でもいざ仲間になってみたら思ったほど強くなかったなんてことも。
敵だったときは強力な技だったのに味方になってから使うとそんなでも無かったり。逆にパーティの火力の一、二を争うキャラもいますよね。
ゴルベーザ
Ⅴに登場するボスで実は主人公セシルの兄。このゴルベーザが全ての黒幕であるかのように物語が進むのですが、実はラスボスであるゼムスに操られていたという事実をフースーヤに明かされることになる。
ゴルベーザは最後の直前までは敵という認識でしたが、ラスボスのゼムス(ゼロムス)との戦闘でフースーヤと共闘しセシルたちの味方となる。
ラスボス撃破後は今までしてきたことを考えてフースーヤとともに月に残ることになり、続編のⅣジアフターでも味方として登場する。
因みにゴルベーザの本名はセオドールであり、Ⅳジアフターで登場するセシルの息子セオドアの名前の由来になっている。
ゴルベーザのモデルはスターウォーズのダースベーダーである。よくよく聞くとゴルベーザのテーマ曲って雰囲気がダースベーダーっぽいかも。甲冑のような姿もカッコいいですよね。
ギルガメッシュ
FFシリーズではおなじみのキャラクターであるギルガメッシュですが登場したのはⅤからでしょうか。
そしてギルガメッシュと言えばあの名曲のビッグブリッヂの死闘を思い出すという方がほとんどではないでしょうか。もうイメージ曲のような感じですからね。
ギルガメッシュはラスボスであるエクスデスの配下として、主人公のバッツ達の前に何度も立ちふさがります。時には相棒であるエンキドゥも一緒に戦闘に参加することもあります。
そのギルガメッシュですが、ラストダンジョンでのネクロフォビア戦で突如乱入してきてバッツ達と共闘します。プレイヤーが操作できるわけではありませんが味方として登場します。そしてネクロフォビアに打ち勝つために自らの身を犠牲にして攻撃します。
このシーンが中々感動できる良いシーンになっています。もしまだプレイしていない方は、ぜひともやってみてください。
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セリス
Ⅵで登場する帝国の女将軍であるセリス。このキャラクターは元々敵対する組織である帝国の将軍なのですが、帝国のやり方に賛同できずに反抗したことで拘束されていたところを、ロックが助け出したのをきっかけに仲間になります。この場面での選択肢は印象的だったけど今の時代だと問題になっちゃうのかな。まあゲームだし。
Ⅵでは全キャラクターが主人公なのですが、実質的にセリスはヒロインになるのではないでしょうか?仲間になるのは他のキャラと比べると遅めなのですが、後半はまるで主役のように活躍することになります。というかセリスなしでは物語が進まないくらいの活躍です。女将軍とは思えないようなヒロインぶりです。
レオ
このキャラクターもⅥで登場し、セリスと同じく帝国の将軍です。帝国が考えを改めて降伏したのをきっかけに味方になるのですが、実は帝国が考えを改めたというのは嘘であり、帝国と再度敵対することになります。そんな中でもレオは帝国の考え方に疑問を抱いており、プレイヤーの味方として戦いに参加しプレイヤーが操作することもできます。でもその戦闘で、全ての黒幕でありラスボスであるケフカに不意を突かれてしまい命を落としてしまいます。
仲間になれば火力が上がると期待していたプレイヤーもいたことでしょうし、なんとも残念な結果に。
このレオ将軍を操作できるようになる場面では、メニュー画面も開くことが出来てキャラクターの顔のイラストも見ることが出来るのですが、ドット絵からは想像もできないようなたくましい顔つきをしていました。あれには驚いた方が多いはず。
見たことがないという方は一度見てみることをオススメします。
イデア
Ⅷでボスとして登場する魔女イデアですが、その正体は実は主人公のスコールが所属するバラムガーデンの学園長であるシドの妻でした。
それにスコールたちが幼少期に育った孤児院の管理者でもありましたが、スコールたちはG.Fをジャンクションしていた影響でその頃の記憶を忘れており、G.Fを使っていなかったアーヴァインだけが覚えていました。魔女の暗殺ミッションの時に狙撃を戸惑っていたのはそのせいだったのか。
後にイデアはアルティミシアによる洗脳が解けて味方側に付きますが、ゲームを進める道中でバトルにも参加することになりプレイヤーが操作することもできます。
ベアトリクス
Ⅸに登場するキャラクターで、仲間であるスタイナーと同じくアレクサンドリアに仕える女騎士です。序盤はブラネ女王の命によりクレイラへの襲撃やガーネット姫を連れ戻す為に主人公のジタンたちと戦うことになります。
後にアレクサンドリアを守るためにフライヤやスタイナーと共闘することになり、プレイヤーが操作することも可能になります。ベアトリクスが持つ技の聖剣技には今まで戦った時に散々苦しめられたショックやストックブレイクのような強力な技も入っており、どれを使って戦おうか迷った方も多いでしょう。
残念ながらバトルに参加するのも一時的であり、そのバトルで戦う敵モンスターもさほど強くもないのでいろいろな技を使って楽しむというのも難しかったでしょう。
そこから仲間となってくれればどんなに心強かったかた思いますが、アレクサンドリア城を留守にするわけにもいかないので仲間としては加入しませんでした。
ガイウス
ⅩⅣで登場するキャラクターで元々は敵対するガレマール帝国の軍団長で漆黒の王狼という異名で恐れられていた。主人公であるプレイヤーと暁の結盟によって倒された後、帝国から出て死んでいった部下への償いとして影の狩人と名乗りアシエン狩りを行い、主人公たちと度々協力する。
ネロ
ⅩⅣで登場するキャラクターで、元々はガイウスと同じく敵対していたガレマール帝国の軍人でガイウスの部下。主人公たちとの戦闘後しばらくして帝国を抜け、ライバル感情を抱いていたシドの会社であるガ―ロンドアイアンワークスに技術者として入る。
サブイベントでは大活躍も見られる。
仲間になったり敵になったりや過去に味方側だったりしたちょっと変わったケース
レオンハルト
Ⅱに登場するキャラクターでヒロインのマリアの兄。オープニング直後の戦闘では味方として一緒に戦っているが、その戦闘の直後に行方不明になってしまう。その後、ストーリーが進んでいき大戦艦でヒルダとシドを救出して、エンジンルームを爆破させた時にいた敵のダークナイトの声を聞いたマリアが、そのダークナイトがレオンハルトだということに気がつくが、この段階ではまだレオンハルトが敵の配下にいるという確証は得ていない。
そこから、さらにストーリーが進んで行き敵の親玉でラスボスでもある皇帝を倒してフィンに帰還後、ダークナイトのレオンハルトが皇帝の座を継ぐという話しが浮上する。それから新皇帝を倒すためにパラメキア城へ向かい、そこでレオンハルトと対峙するが地獄から甦った皇帝を倒すために仲間になる。
ラスボス撃破後は主人公のフリオニール達の元から去っていく。
新バージョンのFFⅡにはクリア後のストーリーがあり、死んだ後の地獄での冒険が楽しめるみたいです。
カイン
Ⅳで登場するキャラクターで味方として登場するが、心の闇に付け込まれてゴルベーザと同様に操られてしまい、2度も主人公のセシルたちを裏切ってしまう。これが原因で竜騎士に裏切者のイメージがついたとも言われていたりする。
カインは戦友であるセシルの恋人のローザを好きになってしまったことで罪悪感があり、その心の弱みがあったため操られた。続編のⅣジアフターではその心の闇を乗り越える為に奮起する姿が描かれている。
因みにFFⅣのロゴにはカインが描かれている。
裏切者キャラではあるんだけどいいキャラなんだよなー。
ジェクト
Ⅹで登場するキャラクターで主人公ティーダの父。ヒロインのユウナの父と一緒にシンを倒す旅をしていたがその旅の途中で祈り子となりシンを倒し、その後ジェクト自身がシンになってしまう。
そのため息子であるティーダたちと戦うことになってしまう。
その事実をアーロンは最初から知っていたが、ティーダやユウナたちに自分たち自身の目や経験を持って確かめさせるために、本当のことは言わずに、ユウナのガードとなってシン(ジェクト)を倒す旅に同行する。ティーダはシンが実の父であるジェクトだということを旅の途中でアーロンに明かされるが、信じることが出来ないでいた。でも、シンがジェクトが好きだった祈りの歌に反応していたり、シンに近づいた時に見た夢の影響でシンがジェクトであるということを実感していった。
ジェクトもティーダと同じく、夢のザナルカンドで活躍するブリッツの選手であったが、とある日にスピラに飛ばされてしまい夢のザナルカンドでは行方不明となる。
息子であるティーダには意地悪な父親だと嫌われていたが、ティーダはそれが誤解だったことと本当は息子である自分のことをしっかりと考えていたことに気がつき、ラスボスとの戦闘の後に和解する。
この時のシーンもかなり感動的なシーンである。
エメトセルク
ⅩⅣで登場するキャラクターで重要な黒幕ともいえる存在。あることをきっかけに行動を共にすることになるのだが、その後にやはり戦わなければならない状況となり再度敵対する。
エメトセルクはかなり人気の高いキャラクターであり、ゲームの中で倒された後でも後日談のような形のクエストで登場する。
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