こんにちは 彩将です!
今回はガソリンスタンドで働いているとよく遭遇するあるあるな出来事をご紹介します。
現役で働いている方や勤務経験がある方はきっと遭遇したことがあるはず。
働いたことがない方でも遭遇したことがある人もいるかも
前回の記事はこちら↓
クレーム!?トラブル!?迷惑なのは客だけじゃない!本当にいたとんでもない従業員ワンオペガソリンスタンド日誌17
Contents
給油口が開かない
乗り慣れていない車だと給油口の開け方が分からないという人も多いはず。給油口のレバーを見つけたと思って引っ張るとボンネットやトランクが開いてしまったなんて経験をお持ちの方もいることでしょう。
それはガソリンスタンドではあるあるです。
日常的な出来事です。
あと給油口を開けること自体忘れていて中々開けてもらえないなんてこともよく起きます。
そして慣れているスタッフなら大丈夫なのですが、新人のような慣れていないスタッフがよくハマる出来事があります。
給油口のレバーが見つからない。
探しても探してもどこにもない。
レバーがないのです。
車種によっては給油口を押したりして手で直接開けるタイプのものがあります。出たばかりの新車だったり珍しい車種でそのタイプの車が来ると、新人スタッフの場合は焦ってしまいます。
そしてそのタイプの車でよくあるのが、給油口を押しても開かない。
このタイプの給油口はドアロックと連動して給油口にもロックが掛かるので、ドアロックが解除されていないと開けられないのです。
この給油口に関する出来事は働いたことがある人のほとんどが経験しているでしょう。
給油中にドアを開けると
最近はスライドドアの車がかなり多くなってきた気がします。軽でも普通車でもスライドドアが多い。
狭い駐車場に停めたときとか、子供がいる家庭とかでは結構便利ですからね。雨降りの日にも使い勝手がいいし。私も最初は嫌いでしたが使い慣れてみると快適です。ドアの内側部分を掃除する場合に、車に乗らなきゃ拭けないのが嫌だったのですが、雨の日にドアを開けてもあまり雨水がかからないし、大きな荷物を積むときも楽です。風でドアが煽られる心配もないし。
とまあそんなスライドドアですが、給油口がある側のスライドドアを開ける時は気をつけなければなりません。スライドドアは給油口に被さる位置まで開くからです。最近の車だと給油口が開いている時にスライドドアが開くと、警告音が鳴ってドアが開けないようになりますが、古い年式の車だとそのような安全装置が無いものもあります。給油ノズルに直撃です。
給油している間に後ろに乗っている人が開けてしまって、ドアが半開きになっているという状況もよく見たことがあります。
それにスライドドアを開けた状態で給油口のレバーを引いてしまうと、ドアがそこから動かなくなって少し面倒になります。ドアの動きがロックされて動かなくなっても給油口を閉めればまた通常の動きに戻るのですが、スライドドアを先に開けていて給油口を開けた場合は、給油口はドアの内側に隠れてしまっているのです。私も何回も遭遇したことがありますが、いつも隙間から手を伸ばして給油口を閉めています。
レンタカーなんかではよくある。
給油口が反対側そしてまた反対
これも慣れていない車に乗るとよく起きてしまう出来事なのですが、給油口が反対側の状態でレーンに入って来てしまう。大体の場合はスタンドスタッフが車種を見てすぐに気がついて、給油レーンに入る前に誘導するのですが、この手の運転手さんは、運転に余裕が持てていなくて誘導を見ていないか気づいていなかったり、スタッフの誘導を無視して進む人もいます。
そして車が停まってから給油口が反対側なことを伝えるのですが、また誘導を無視するのでUターンをして隣のレーンに入った結果また同じことに。給油レーンを変えても車の向きを変えないと意味がないのです。
これも結構よくある。
スタンド店員なら大体給油口の位置が分かっているので素直に誘導に従うのが良いです。
給油口の位置は車屋よりも把握しているはずです。カーディーラーさんが日頃触れる車はほとんど自店のメーカーの車ですが、ガソリンスタンドやカーケアショップではメーカー関係なしに色々な車に触れる機会が多いのです。その分汎用性は高いはず。
灰皿受け取ったけど
スタッフ給油ならではのサービスの窓ふきや灰皿清掃ですがこんな出来事もよくあります。
灰皿を受け取って中身を捨てようとしたら空っぽ。
これは意表を突かれて「おおっ」となります。
灰皿を渡してくるドライバーさんも癖になってしまっているのか流れ作業のような感じですからね。
あと吸ったばかりのタバコが入った灰皿を渡されて開けると、火がついたまま。
これは本当に危ないから注意してください。
灰皿のふたを閉めておけば時間が経てば火は消えるけど、時間が経たないと消えません。
そんな一瞬で火が消えるなんて魔法のような灰皿はないのです。(火消穴ならすぐ消えるけど)
吸ったばかりなら一声かけるか、火を消してから渡してください。
スタンドに入ってくるまで吸っていたタバコを火も消さずに灰皿に入れて渡してくる人って結構いるものです。危ないので火の後始末は確実に。
車内用タオルを持っていかれる
フルサービスのスタンドなら窓拭きと一緒に車内用のタオルも貸してくれるというところが多いです。給油している時間を有効に活用できますし、待ち時間も、少しくらい長くなっても気にならなくなるという便利なアイテム。
でも店員と世間話しをしていたりすると、返し忘れてしまうこともありますよね。店員側も返してもらうのを忘れて車を送り出した後に気づくなんてこともよくあります。
そして次に来店した時に乾いたタオルを返してもらう。そしてまた新しく渡したタオルを受け取り忘れるなんて経験がある方もいることでしょう。
人間だから忘れるのは仕方がない。
でも中には「返すの忘れてたーラッキーもらっちゃおう!」なんてお客さんもいます。
でも店員はだいたい気づいています。
そして再来店したときに車の端に返し忘れたと思われるタオルが置いてある。
「あーたぶんうちの店のタオルだなー」と思う訳です。前回返してもらった記憶がなかったし。
でも「それうちのタオルですよね?」なんて言える訳がない。
お客さん側から言ってくるのを待つしかないのです。
そして今度は忘れず返してもらおうとタオルを渡したら、給油が終わって返されたタオルはカラカラに乾いたタオル。
返されたのは前回貸したタオルだけ
今貸したタオルも返して欲しい…
どういう反応で受け取ればいいんだよ!ツッコめということなのか?
ということもたまに起きる。結局タオルに関しては何もツッコまずそのまま。
洗車をしていると
ガソリンスタンドでの定番商品とも言える洗車。最近ではドライブスルー洗車も多くなってきているようですが、拭き上げも全部店でやってもらっているという人も少なくないのではないでしょうか。楽だし撥水だとかのコースにすると、そこまで値段も変わらないし。
店で拭き上げをする洗車だとスタンドの店員が車を移動させるわけですが、見えるところに変なものが置かれていたりすることもあります。コインランドリーに行った帰りなのか洗濯物を乗せている車も見たことがあります。女のお客さんだったのですが下着類も見える感じに置かれていました。おばさんの下着は見たくな…
洗車後に拭き上げをする時ってドアを開けてドアの間も拭きますので、後部座席やトランクに積んでいたとしても見えてしまいます。
そして車内清掃をする場合は特に細かいところまで見えてしまいます。
と言ってもあっちこっち開けて見る訳ではありません!
見えてしまうのです!
車内清掃で掃除機
車内清掃で掃除機をかけているとよく落ちているのが小銭。
きっとドライブスルーやガソリンスタンドでお会計の時に落としてしまってそのままなんでしょう。
時折ジャラジャラと落ちている車にも当たります。小銭など落ちていたものは助手席のシートの上なんかに置いておくのですが、掃除機で吸い込んでしまったら面倒です。店が暇な時なら時間を気にせずに掃除機の中から取り出すのですが、忙しい時はそうも行かない場合もあります。なるべくは取り出しますが人によっては気がつかなかったり、見て見ぬふりをする人も。
他にも吸っていないタバコが1本落ちていたりピアスが落ちていたりするともあります。
気がつかないで吸い込んでしまって、掃除機のゴミを捨てる時に色々入っているというのもあるあるですね。
車内清掃では何が見つかるか分からない
車内清掃は掃除機をかけるだけではありません。内側の窓を拭いたりダッシュボード周りなんかのプラスチック部分を拭くのも車内清掃のひとつです。
エンジンをかけたままカーナビ周りを拭いていると、ボタンに触れてしまって車の持ち主の見た目からは想像が出来ないような音楽が流れることもあります。私は過去にナビの周りを拭いていたらDVDのボタンを押してしまい、大人向けのDVDが流れてしまったという経験をしたことがあります。お客さんの性癖が店の従業員にあらわになってしまいました。他のお客さんや車の持ち主本人には気づかれなかったので何事もなくおわりました。
でもその日からそのお客さんのあだ名がミラー号になりました。
あとグローブボックスは基本的に開けることがないのですが、車種の形状によってはぶつかって開いてしまうものや拭いていて開いてしまうものもあります。
そこで意図せず開いてしまって、中からこれまた大人のDVDや大人のおもちゃが出てきたなんてことも稀にあります。
そして一番驚いたのがカツラ(今はウィッグって言った方がいいのかな)と化粧品。トランクには女物の服とサイズが大きめなヒールも置いてありましたので、たぶん女装道具です。
見てはいけないものを見てしまった。まさかあのお客さんが。あーでもなんか納得は出来るかも。
いろんな趣味の人がいますが、見られたり知られたくないものは車の見える位置にはあまり積まない方がいいかも。グローブボックスなんかは洗車で開けることはほぼありませんが、意図せず開いてしまうこともあるし、車検や整備の場合は車検証の確認の為に開けることもありますのでご注意を。入れるとしても袋に入れたりして見えないようにした方がいいです。
変なあだ名を付けられてしまうかもしれません!
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