※ご利用前にお読みください。
ここで使用する画像はイラスト生成AIである「stable diffusion」で当ブログ作成者である私が作成したものであり、実在する人物やキャラクターとは一切関係ありません。また画像の無断転載や無断利用、プロンプトの丸パクリや無断転載はご遠慮ください。
プロンプトは参考までに使用してください。
プロンプトはコピペしてご自由に画像作成にお使いください。
始めに
基本的なプロンプトはこちら
ポジティブプロンプト
ultra realistic
ネガティブプロンプト
weird and destroy face,
text, mark
実写に近づけるために「ultra realistic」を商標対策の為に「text, mark」を入れておきます。
これに色々付け加えて獣人や異人種などのファンタジー世界の住人を生成していきます。
パラメーターはこんな感じ。
まずはエルフで基本部分を試しに色々やってみる。
エルフ(Elf)
ファンタジーの定番とも言えるエルフ。特徴としては尖った耳と長身で細身の体です。金髪で肌の色が白いイメージが強いかとは思いますが、髪の色と肌の色はエルフの種類によっても異なりますのでエルフであれば金髪で色白という訳ではありません。ハイエルフ(High Elf)、ウッドエルフ(Wood Elf)、ダークエルフ(Dark Elf)などの分類があります。ファンタジーの世界では寿命がとても長く基本的に森に生息していることが多いです。
エルフ
男のエルフ
ダークエルフ
ベビーエルフ
シンプルなプロンプトだと問題なく綺麗な画像が生成されます。
どこまでなら複雑な指示を出してもこの状態を保てるかが問題。プロンプトを足して画像が崩れてしまうようであればアレンジが出来ませんからね。
まずは年齢を表す「20-year-old」をポジティブプロンプトの最初に追加。更に年齢による違いもみて行く。
当然と言えばそうですが年齢は人間年齢で反映されるみたいですね。
更に国籍を追加
インドだけ何故か男性で生成されたのですが、しっかり反映されています。肌の露出が厳しいとかの文化の違いによるものなのかな。アメリカは何故かクリスマス風です。
リンク
次は髪型や髪色、服装を追加していきます。
たぶん服装が厄介になりそう。
基本的なポジティブプロンプト
20-years-old Japanese female-Elf,
①with short hair,
②wearing casual clothes,
ultra realistic
①の髪型部分と②の服装部分を変化させていく。
「with」「wearing」は状況に応じて削除。
ここまで変えるとエルフだと耳と細身な体型くらいしかエルフ要素が出てこないですね。
それにやっぱり全身に近づくにつれて質が乱れてくるので調整が必要そう。
次は構図やポーズを入れてみる。
基本的なポジティブプロンプト
20-years-old Japanese female-Elf,
①with short hair,
②wearing casual clothes,
③model pose, upper body,
ultra realistic
①②はさっき生成した3枚の画像のプロンプトを使用。
構図などによっては手の形や顔の表情や形が崩れたりすることがあるので調整が必要ではある。
上の画像は数値調整などはしていません。
場所を追加。
基本的なポジティブプロンプト
20-years-old Japanese female-Elf,
①with short hair,
②wearing casual clothes,
③upper body,
④in street,
ultra realistic
崩れてきている部分もあるけどこのくらいならシード値変えたり、プロンプトの微調整で改善できそう。1枚目2枚目は劣化した感じがするけど3枚目は逆に持ち直した気がする。
1枚目だけエルフ耳じゃなくなっていたので、シード値を変えてみました。
やっぱり全身の構図から離れると安定するみたいです。しっかりエルフ耳が生成されました。
今までのを基本に他の種族も同じようにやっていけば良いのですが、そう単純にも行きません。
省けるとこは省きつつ他の種族も生成していきます。
「stable diffusion」で使える男女別の画像付き表情プロンプト一覧 笑顔版
ドライアド(Drayad)/ニンフ(Nymph)
ドライアドは木の精霊でニンフの一種でもあるようです。ニンフもドライアドも女性の姿をした精霊で簡単に考えると木などの植物を擬人化したような感じです。ドライアドにも樹木ドライアド(Tree Dryad)、林ドライアド(Forest Dryad)、花ドライアド(Flower Dryad)のような種類があり、ニンフには森のニンフ(Woodland Nymph)、水のニンフ(Water Nymph)、山のニンフ(Mountain Nymph)などの種類があるようです。
先ほどと同じエルフで使っていたシード値で生成すると露出度がかなり高かったのでシード値だけ変更。
まずはベースを見るためにシンプルなものを
ドライアド
フラワードライアド
ニンフ
川のニンフ
1枚目以外はフルボディスタイルの全裸で出てきてしまったので、これ以降はネガティブプロンプトに「naked」を追加しています。
「naked」を付けてから精霊っぽさがなくなったかも。
プロンプトを少し複雑に
ドライアドっぽさは何とか残っています。
「Japanese」を付けた場合はちょっと和風な感じになりますが、ドライアドと言われればそんな感じはします。
ニンフの方はもう普通の人間になってしまいまいたね。
年齢を付けたら質が悪かったので外しました。
ニンフはこういうのには向かないかも。
髪型や服装を変えてしまうと普通の人間っぽくなってしまうので表情やポーズ、構図、場所のプロンプトだけに抑えました。
種族によって擬人化の向き不向きがあるようですね。
デビル(悪魔/devil)・デーモン(demon)・エンジェル(天使/angel)
こちらも定番の天使と悪魔そしてデーモンです。
天使は神聖さの象徴のような感じで外見の特徴としては白い天使の翼と頭の上の光り輝く輪ですね。服装は裸だったり古代ローマで出てくるような白いローブを纏った姿で登場したりします。頭の上のリングはアニメやゲームによっては付いていないことも多い気がします。
悪魔とデーモンは別物で悪魔が邪悪な存在、デーモンが善と悪の両方を兼ね備える存在ですが、ゲームやアニメの世界ではデーモンは悪魔の上級のような形で登場することが多いです。外見の特徴はどちらも角と翼と尖った尻尾を持つことが多く、肌の色は悪魔が黒や赤よりの色でデーモンはその他にも緑や青、紫などの色を持つものもいます。
まずはノーマルで生成。露出対策の為にネガティブプロンプトにはニンフの時と同じく「naked」を入れておきます。
デビル
デーモン
エンジェル
デビル 全身
デビルだけ顔しか出てこなかったので「full body」をポジティブプロンプトに追加して全身バージョンも生成しました。
全部シード値固定です。
デビルやデーモンには尻尾のようなものは見受けられず天使にも輪っかがありません。でもそれ以外の翼や角や肌の色などの特徴は出ているみたいですね。
次はプロンプトを足して少し複雑にしてみます。
デビル
デーモン
天使
デビルとデーモンはダークな雰囲気はあるものの普通の人間になってしまいまいました。
天使はも同じく人間化。
少しプロンプトを調整して改善
デビル
デーモン
天使
デビルとデーモンは角と尻尾のプロンプトを足したけど角しか反映されませんでした。
天使は羽だけなのでしっかり反映はされています。
リンク
ここであることに気が付きました。
もしかすると「upper body」と「sitting」が喧嘩しているのかもしれません。よく考えれば矛盾していると言えなくもない。
ということで少し変えてみよう。
デビル
デーモン
天使
デビルは翼を入れ忘れていたので翼も追加しており、角と翼は反映されました。デーモンも翼を入れてなかったのですがそのまま生成してしまったので、ここでは翼なしで進めます。でも今度は尻尾も生えてきてますので反映はされているようです。因みに角と尻尾のプロンプトを抜いた状態では人間化してしまいました。天使は「hands up」を入れても反映されなかったのでその部分を変更をしています。
それに服にマークが入ってしまっていますが、画像検索をかけたところ類似するようなロゴやマークはなさそうだったのでそのまま載せてあります。
こちらは男性バージョン
デビル
デーモン
天使
服装はどうしても絵柄が入ってしまっていたのでスーツにしました。他の部分も微調整あり。
ネコミミにヒツジの角にエルフや悪魔の耳に角 ケモナーやファンタジー世界の人種や空想動物のパーツプロンプト一覧(女性編)
ヴァンパイア(吸血鬼/vampire)
生きるために人の血を吸う不老不死の種族で、よくホラー映画なんかにも登場しておりドラキュラ伯爵という人物がモデルになったとも言われています。外見は不老不死の為基本的に若い姿で赤い瞳と鋭い牙を持っています。銀の弾丸やニンニク、十字架、気の杭が弱点とされることが多いです。また、太陽の光に当たっても死んでしまいます。そのため肌も青白いです。
まずは単純なプロンプトで
全体的に牙や赤い瞳は見られませんが肌の色は良い感じですね。3枚目は目全体が赤くなってしまっています。ホラーな雰囲気もしっかり出ています。
プロンプトを複雑にしていきましょう。
目は「crimson eyes」を入れなくても赤っぽくなることが多いけど、牙が中々出てきません。牙っぽいものが出た画像が生成されたけども牙と言えるほどのものではありませんでした。細かい指示が必要そうです。肌の色は綺麗に青白く透き通った肌で生成されていました。
でも雰囲気はものすごく反映されているので使いやすいかもしれません。
ウィッチ(魔女/witch)・魔法使い・魔術師(wizard/ sorcerer/ mage)
ウィッチは女性の姿をした魔法使いです。西洋のおとぎ話などにも登場することがあり、少女の姿だったり老婆の姿だったり年齢層も様々です。服装は黒や紺のような暗めの色のローブにつばの広い三角帽子、魔導書や杖を持ってたりもします。大きな壺で怪しげな薬やスープを作っている不気味な印象があるという人も多いのではないでしょうか?
他に言い方を変えて魔法使い系を一緒に生成していきます。
まずはノーマル
ウィッチ
ウィザード
ソーサラー
メイジ
いい感じに男女で別れて出てきましたし老人の姿でも生成されています。
言い方によって持っているものや服装に雰囲気など結構違いがありますね。
少しプロンプトを足して複雑にしていきましょう。
ウィッチは「Japanese」を入れてしまうと服装や背景などに和風要素が強く反映してしまったので今回は抜いています。ウィッチっぽさはあまり見られないかも。帽子など細かい指示での調整が必要。
ウィザードとソーサラーとメイジも同じく「Japanese」を抜ています。こちら3つは魔導士っぽい雰囲気はあるかも。
リンク
サキュバス(succubus)・インキュバス(incubus)・夢魔
サキュバスやインキュバスを日本語にすると夢魔になり、夢魔は名前の通り人の夢に登場して人を誘惑したり魅了する魔族の一種です。サキュバスは女性でインキュバスは男性の姿で表されることが多く、サキュバスは人間の男性を魅了し、インキュバスは人間の女性を魅了してエネルギーを得ます。外見はどちらもセクシーで魅力的な姿をしており、小さな翼と尻尾を持っています。
まずは単純なプロンプトから
サキュバス
サキュバス 全身
インキュバス
インキュバス 全身
良い感じに生成できています。全身バージョンの顔はもう仕方ないのかな。
プロンプト多めバージョン
サキュバス
インキュバス
インキュバス 調整後
ここでは掲載しませんがサキュバスは「sexy face」を入れると結構セクシーな格好のものが生成されました。
インキュバスは女性になってしまいましたので、「male」を付け加えて調整。
サキュバスとインキュバスは中々扱いやすい種族かもしれません。
stable diffusionで使える女性モデル用の水着プロンプト一覧
セイレーン(siren)・マーメイド・マーマン(人魚/mermaid・merman)
セイレーンは海岸や海の近くの岩場に現れることが多く海と関係が深いです。また、美しい歌声を持っており船の乗組員をその歌声で魅了して難破させます。外見の特徴としては美しい女性の姿に鳥のような羽を持っている姿で表されることが多いです。未来を予知する力もあり人々に啓示を与えるとも言われています。
マーメイドは一般的には女性の姿で表されることが多く、人の上半身と魚の下半身を持ち海中で暮らす種族です。上半身は人間の姿ではありますが鱗を持つ表現をされていることもあります。神秘的で美女の姿で表されることが多いです。男性バージョンをマーマンともいうらしいです。
まずは簡単に
セイレーン
セイレーン 全身
マーメイド
男 マーメイド
セイレーンの特徴である鳥のような羽は見られませんが、背中の方に青いヒラヒラがあります。これが羽のつもりなのかもしれません。
マーメイドは知名度が高いからか問題なく生成されています。男性バージョンでも割と綺麗に生成されました。
プロンプトを追加
セイレーン
セイレーン
マーメイド
マーマン
セイレーンは「siren wings」を付けなければ普通の人と変わらない画像で生成されました。あえて「wings」ではなく「siren wings」にしてみたのですがあまり変わらないのかもしれません。プロンプトによっては「siren wings」では羽が反映されないことがあります。その場合は「bard wings」を入れるしかないかもしれません。
マーメイドはまだ安定している方ですがやはり微調整は必要そうです。
男マーメイドの方は比較用にマーマンにしてみました。マーメイドだと女性的な部分があるためかマーメイドの方が綺麗な気がします。マーマンの方はシンプルなプロンプトでも形が崩れているような気がします。
魚人(fishman/fish folk)・半魚人(half-fish half-human/merfolk)・サハギン(sahuagin)
魚人や半魚人はアニメやゲームによってはマーメイドと同じ姿で表されることがありますが、二足歩行の人型にヒレや尾、鱗が付いた形で表されることもあります。ここでは後者の形を生成していきます。
サハギンも同じく人型の2足歩行なのですが、サハギンの見た目は人というよりも魚類やトカゲに近いような感じです。魚人や半魚人は骨格というか形や顔が人に近いのですが、サハギンは人に近い部分は2足歩行だけかも。
単純なプロンプトで生成した結果、「fishman」「fish folk」「half-fish half-human」は色鮮やかな普通の魚が泳いでいる画像、「merfolk」は人魚と変わらない画像、「sahuagin」はサーバルキャットのようなネコ科の動物が生成されました。
細かく特徴を指示したプロンプトじゃなきゃ作れないのかもしれません。
今後上手く行く方法が分かったら公開します。
メデューサ(medusa)・ハーピー(harpy)
メデューサはギリシャ神話に登場する怪物で髪の毛が毒蛇になっている女性の姿をしており、メデューサを見た人は石になってしまうと言われて恐れられています。
ハーピーは人型で腕の部分が鳥の翼になっており、足も鳥のかぎ爪のような形をした怪物です。こちらも女性の姿で表現されることが多いです。体の一部に羽毛が生えていることもあります。
まずは単純なプロンプトから
メデューサ
メデューサ
ハーピー
ハーピー
メデューサは蛇が見られませんね。
ハーピーは1枚目の画像が完全に鳥になってしまっています。
細かい指示が必要そうです。
リンク
プロンプトを増やします。
メデューサ
メデューサ
ハーピー
ハーピー
メデューサはプロンプトを追加してさらに重み付けをして少し蛇要素を再現出来ましたが、出来はまだまだです。重み付けを1.3にしても1.2とあまり変わらず、1.4以上だと蛇要素が強く出過ぎてしまいます。
ハーピーはメデューサほど苦労しなさそうです。4枚目の画像は綺麗に出来ている気がします。ただ、腕に羽が生えているような感じで腕と翼が一体化している画像が生成されてくれるともっといいのだが。
フェアリー(妖精/fairy)
フェアリーは人の手に乗るくらいの小さな体と背中にハチなどの虫のような四枚の羽根が付いている姿で表現されることが多いです。シルフ、ゴブリン、ピクシーなどもフェアリーの一種のようです。
まずは単純なプロンプトから
フェアリー
男 フェアリー
問題なく生成されています。
次は長めのプロンプトで
フェアリー
男 フェアリー
相変わらず全身に近づくにつれて顔が崩れてしまいますが、調整すれば何とかなりそうです。
どれも対象の知名度が低くなるにつれて細かなプロンプトでの指示で調整が必要そうです。
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