こんにちは 彩色将軍 彩将です!
今回はみんな興味があるお金の話しです。
去年頃は経済は良くなってきていると言われていましたが、実感が出ない。
更にコロナショックで職を失う人もいたのではないでしょうか。
景気が良いと言われているのに実感できないのは何故か?
コロナショックの前は、よく景気が良くなっていると言われていましたね。でもそれを実感できていた方はどのくらいいたのか?おそらくはほんの一握りの人間だけです。
なぜ一握りの人間だけしか経済の好転を感じ取れないのか。それは会社の利益が上がっていても、働いている従業員にはほとんど還元されていないからです。従業員には還元せずに会社内部に貯め込んでいたり、経営陣だけ報酬を上げていたりする会社がほとんどなのです。金持ちはさらにお金が入ってきて、貧乏人は貯金も出来ずに現状維持。それでも物の値段は上がる。
それで格差がどんどん広がっていくのです。
会社内部に貯め込む理由
会社にお金を貯め込んでしまう背景にはこんな話しがあるようです。過去に日本では経済が悪化していることが何度もありましたが、その悪化した時期に会社にお金が無く次々と倒産していく時期がありました。その原因としてどの会社も利益は多かったが、お金をほとんど残していなかったらしいのです。そんな時期を経験しているから設備投資もケチって、従業員に儲けをほとんど分けもせずに貯め込んでしまうのです。
それも必要以上に。
だけど経営陣は儲けた分の分け前は欲しい。そして経営陣だけが貰うと出資者から不満が出る。不満が出ないようにする為に、株主配当も増やして株主を味方につける。だが働いている従業員の給与はほぼ横ばい。従業員の報酬が上がらないのも当たり前のようになってきている。従業員の給与は上がらないものと感覚がマヒしている。
雇われている人たちの心理
頑張って出世しても給料の上昇は微々たるもの。
それが普通だという感覚に陥ってしまっている。だから余計にやる気が起きず唯々毎日仕事をこなすだけ。どうせ頑張ってもそこまで変わらないと思ってしまう。
非正規社員だと尚更。仕事内容が正社員とほとんど変わらないのに待遇が違い過ぎる。働き方改革で法改正が行われて、労基法の整備が進んではいるが、現状ではまだサービス残業などの違法なやり方をしているところも多い。とくにコロナショックで経費を削られている人も多い。残業しなきゃ不可能な仕事でも残業代が出せないから何とかしろと。そういってサービス残業をするように心理的に誘導する。現在では出世を嫌う若者が増えているといいますが、出世しても給与はほとんど変わらず責任だけが増えてしまう。それなら今のままでいいと思ってしまうから。
非正規から脱却すれば?
非正規社員で不満があるのなら正社員になればいい。能力がないから非正規なんでしょ。と思う方もいると思いますが能力があれば正社員になれるわけでもありません。それなら社内ニートと呼ばれる人たちも非正規に落ちるはず。みんながみんな正当な評価を受けているわけではないのです。
能力で正当な評価がされず、未だにコネだとかで出世する組織もあります。
そもそも非正規から正規社員に上がったとしても待遇は良くなるかもしれませんが、非正規の時以上の仕事量を求められるでしょう。例え非正規の時に正社員の人より質の高い仕事をしていたとしても。
最後に
自分を守れるのは最終的には自分自身です
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